2009年9月17日木曜日

ウサギのブラウンが亡くなりました。享年8歳

(写真上・死んじゃったブラウン、写真下・動けなくて苦しそうなブラウン12時ころ)
今日、16時50分、ウサギのブラウンが、息を引き取りました。
最後は、ぐったりして横になり、「キュー、キュー」って声を出し、息を引き取りました。
実は、昨日夜、ねずみに、襲われ、耳の辺りを突っつかれていたのです。
でも、昨日は歩けて、ゆっくりさせようと、ゲージにタオルを敷いて、休ませました。
朝、起きると、いつも以上に歩けない様子。
足が弱っていて、トイレは、垂れ流し。チンチンの周りにおしっこや、ウンチが付くと痛いらしく、歩けない。今日も、「きれいにしてやれば、元気かな」と思って、拭いたのですが、足がほとんど動かなかったのです。
若いころは、仰向けにされるのが、大嫌いで、毛をすいてやるのに仰向けにすると、僕の手を、力強くけって、爪で、傷だらけにさせたのですが・・
今日は、足をダランとさせて、手がかろうじて、動く感じ。下半身不随の感じです。
いつもの、テラスの片隅のお気に入りの場所に、置いてあげ、最近好きな、シソの葉をやっても見向きもしません。
水と、餌を一応用意して、僕は、仕事部屋に戻り、また心配になって来てみると、上半身だけは、動くので移動しようと、思ったのでしょうか、餌を、撒き散らして、場所を変えていました。
また、ブラウンを、いつもの好きな場所に、戻してあげて、仕事部屋に戻る。でもやっぱり心配になり見ると、散水栓ボックスのくぼみにはまって、仰向けになっていたりして、ビックリです。怪我もないので、庭に出たくて、上半身で動いて、はまったのでしょう。
お昼も気になって、ブラウンを見ていたのですが、ぐったり横になって、お腹をヒクヒクさせて、虫の息でした。
やれることは、やってやろうと、前にお医者さんからもらった、ステロイドを飲ませました。
午後は、仕事もブラウンが気になって、仕方ないので、かごに、バスタオルを敷いて、仕事机の横の置きました。
たまに、「クンクン」と声を出して、かごに頭を寄せています。
そういえば、「「ブラちゃん」(ブラウンのこと家ではこう呼びます)とこうして一緒にいるのは、久しぶりだね」って、昔のことが思い出されました。

娘が小学校3年だったと思う。ハム太郎がはやっていて・・でも、ハムスターじゃなくって、ウサギが欲しいって・・。
僕は、父から、ペットが亡くなるときが寂しいからって、買ってくれなかった。娘は、全部世話するからって、結局買ったんだよね。
娘と自転車でペットショップに行って、ホンと、ハムスターみたいな大きさの、ウサギを、小さなダンボールの箱に入れてもらって、娘と二人で、自転車のかごに乗せて、家まで来たんだよな。
お店で、ゲージも、大きすぎると思うけど、すぐ大きくなるからって、大きいのを買って、きたよ。
家に来たのは、秋だと思う。すぐ冬が来て、寒くないようにって、部屋で育てたな・・・。
嫁さんは、「ブラちゃんは、おりこうさんだから」って、部屋に放したら、電線をかじって、スパークさせたり、ドアの枠もかじられたり。今のマンションのドア枠はMDFに塩ビの張りぼてだけど、うちのは無垢の木にペンキ。直せないからって、嫁さんに言ったけど無視されたっけ。ブラちゃんは、噛み応えあったんだろう。
庭に出るようになって、庭全体を、フェンスで囲って、散歩できるようにした。
ブラちゃんは、若くてね。小さな隙間から、すぐに脱走。隣の家にもお世話になってたよ。
爪もよく伸びたね。ほっとくと折れてしまうので、きってやったり。それで、僕は、よく蹴られて傷だらけになったよ。
隣の部屋を買い足して、庭が2倍になると、気持ちよさそうにテラスを走り回っていたなー。狭いとはいえ探検する場所も2倍になった。このときから、爪はきらなくてよくなったよ。
新幹線で、北上にも何回か、行ったね。
娘が一緒に行くときは、必ず連れて行った。電車に乗るときは、ブラちゃんの荷札のような切符も買ってね。おじいちゃんは、「ブラウンを小さな移動用のゲージに入れておくのは、かわいそうだって」言って、ゲージを買ってくれたね。
北上での大好物は、にんじん。間引きした、にんじんは、葉っぱも含めて大好物だった。
病院にも行ったね。まっすぐ歩けなくなって、ぐぐぐるまわってて、目もぐるぐる回ってる。
娘にせがまれて、小岩から、自転車で、市川橋を渡って、行ったよ。
途中、僕が、自転車の荷台から、ブラちゃんの入れてゲージごと落としちゃって。「ごめん、ブラウン」僕とブラウンの秘密。
そうそう、娘や息子に抱き上げられて、うれしそうにしていたね。
写真、思い出すな。
最近は、足が随分弱って、・・・おじいちゃんだったものね。
肉もなくなって、痩せていたよ。・・・ブラ。
大好きだった、玉遊びも出来なくなっていた。

ブラちゃん、かごに入って、ちょっと元気になったように思ったけれど、。
お腹がプコプコまだ生きてる。
手も、痙攣して、震えてるし。
それも無くなってきて、
ブラの目から、涙が出てきて・・こっちも泣けてきた。
パソコンに向かって仕事していて、「キュー、キュー」って声がした。
「さよなら」って聞こえた。
見ると、首の力もなくなって、
体は温かいのに・・・天国に行った。
・・ブラちゃん、幸せな一生だった?
・・・子孫が残せなくってごめんね?
・・・・ブラちゃん、思い出ありがとう。

飼い主の娘の帰りは、遅かった。
ピアノの下のかごに入ったブラを見て、娘も泣いていたよ。
・・・冷たく、硬くなったブラも、耳と毛並みは、すべすべして、また、なでてやった。
・・・ブラちゃんの今日一日を、また、娘に話すと、涙が止まらない。

ブラちゃんの安らかな目。
お月様に行くんだろうね・・・。
グッド・バイ、ブラ。
いっぱいの思い出、ありがとう、ブラ。


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