Bentley社Microstationが、三次元CADのプラットホームだ。これに、TriFimaという建設系のプラットホームを載せて使っている。
6月16日にその情報交換会がHP(ヒューレッド・パッカード)東京本社の会議室を借りてあった。
情報交換会といえども、実際はMicrostationの新バージョンであるV8iの製品紹介であった。
どこがすごいか! うーん、レンダリング・プレゼン機能が随分進化していた。
Microstationといえば、集計・作図機能は、他社を随分リードしているという感じを得ている。(しかし、日本では、これを実務で使いこなしている人は、少ない?というよりいないのであるが・・)
ところで今回は、レンダリング・プレゼン機能でも、他社を凌駕した可能性もある。
これは、すごい。Luxologyというレンダリングソフト・メーカーを買収し、そのLuxologyというレンダリング機能を搭載した。左の部屋の写真を見ていただきたい。不鮮明ではあるが、テーブルの輝き、部屋の陰影が、見事に表現されている。
さらに左の窓際の椅子の写真。光が、空気を通し、光の筋が表現されている。
ファンタスティック!!
昔なら、パースでもなかなか描けず。されに、建築系のレンダリングでは、これは表現が、無理であったろう。
昔なら、パースでもなかなか描けず。されに、建築系のレンダリングでは、これは表現が、無理であったろう。
これが、案外簡単な設定で可能というのだ!・・・うーん、簡単な設定というのは眉唾物であるが、少なくともラジオシティーは、使わなくともいいらしい。
さらに、驚くべきは、ふさふさした毛のような表現。ほら、セサミストリートによく出てくる人形のようなやつ。これが簡単にできるという。今までな
ら、毛を一本一本入力しないと無理なのであるが、面にこ
のような材料を指定するだけで、可能だという。
しかし、これ、建築に使うの?っていったら、おなじ原理で草ができるのだって。
すごーい!!
そして、プレゼン
今まで、これも簡単にはできないで、モデルをきったり張ったり、このための複雑な作業が必要で、実際は作っていられなかった。
ずいぶん、プレゼンテーション能力が、アップした。
ほかにも、印刷機能がバージョンあっぷ。PDFもしおりつきでできるという。
いっぽう、Microstationの集計機能・作図機能には進化がなっかったようだ。集計機能は、Trifomaだから、仕方ないかな?
3次元設計・BIM設計では、このようなレンダリング・プレゼン機能に目がいく。実際、世界的潮流もこちらを目指して発達を続けている。
しかしである。本来の3次元設計・BIM設計では、集計・作図機能の強化により、設計をシステムの確立を図るほうが、建設システムに及ぼす影響は、非常に大きいと考えている。つまり、建設コストダウンにじかに繋がるのである。
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