セキュリティーソフト比較2009年-評価サイトの評価比較を比較! その2（Virus Bulliten)

前回は下の3つの評価機関（サイト）ののうち、AV-Comparativesを見た。
Virus Bulletin
AV-Comparatives
matousec.com

さて、今回は、Virus Bulletinを紹介します。
いろいろなサイトやメーカーのコマーシャルを見ていても、Virus Bulletin は、権威のある機関みたいなのだが、評価結果は、簡単だ。VB100という試験に合格するかどうか、見たいです。OSごとに年１回程度の試験が開かれ、それに参加した製品が合格するかって、感じみたいです。ということで、、Virus Bulletin のResent　test summaryを表にしたのが、下表である。

	Apr-09	overview
	Windows XP Professional	success	failure	no entry	saccss rate
avast!	no entry
AVG	Pass	27	22	15	55%
AVIRIA	Pass	17	4	43	81%
BitDefender	Pass	18	9	37	67%
eScan	no entry
ESET DON32	Pass	56	3	5	95%
F-Secure	Pass	35	15	14	70%
GDATA AVK	Pass	18	10	36	64%
Kaspersky	Pass	47	17	0	73%
kingsoft Adv.	Pass	6	4	54	60%
McAfee	Pass	40	21	3	66%
Microsoft	Pass	5	1	58	83%
Norman	Fail	42	18	4	70%
Sophos	Pass	47	15	2	76%
Symantec	Pass	50	6	8	89%
TrustPort	no entry
VBA32	no entry

一番左のApr-9　WindowsXP　Professonalの欄がそれ。サーバー用のOSも併記されていますが、WindowsXP　Professonal だけ、抜き出しました。これを見ると随分成績がいいじゃないですか。このごろは、どれを選んでも大差ないということなのでしょうか。
それで、もう少し詳しく見ると、Resent　test summaryのページの製品名をクリックすると、 またデータが 現れて、今までの参加履歴と成績が出てくる。それを「Overview」として、まとめたのが上の表の右側。よくこの数字が宣伝材料として使われているようなのですが・・・どうなのでしょう。

現在のことを考えると履歴をたどっても意味がないようにも思えるし、逆に、長期に使った場合信頼性が高いともいえる。ただ、将来への保証はないし・・どう判断したらいいんですかね？

これをもとに、下の表の日本でよく販売されているソフトの順位をつけると、ESET DON32 SymantecKaspersky McAfee の順番ですね。大まかに見ると Symantec　Kasperskyが入れ替わっていますが、AV-Comparativesとほぼ同じ傾向のようです。

繰り返しになりますが、店頭でよく見られるのは下のソフト。

	ESET Smart Security V4.0 検出率No.1・PC軽快さNo.1のウイルス対策ソフト
	Kaspersky Anti-Virus 2009 （１／２／３／５／１０ユーザー優待版）　Kaspersky Internet Security 7.0 優待版 ウイルス検知率世界最高水準
	トレンドマイクロ 総合セキュリティ対策ソフト 今度のウイルスバスターは、メモリ使用量45%削減！
	マカフィー ウイルススキャン(パッケージ）　インターネットセキュリティスイート3ユーザ版 かんたん、安心、全自動！マカフィーの安心・安全セキュリティソフト！
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