太陽光発電の架台設置の様子
既存のマンションの増設なので、本格的な基礎を作って設置するのは無理。
構造計算、一部解体を含む本格的工事の発生、防水と構造と太陽光発電の工事区分と責任問題を考えると問題が多すぎ!!
そこで、接着剤と重りで、屋根に載せるタイプとしました。風を受けにくい形状になっていて、沖縄での台風にも耐えた実績もあるものです。
防水改修時は、パネルを一時撤去移動、再設置の費用を見込んでいます。
周辺においているコンクリートの塊は、飛ばないための重りとなります。
既存マンションの増設なので、電気縦配管の位置も随分検討しました。雨水縦管の横に設置し、かつ屋上でも収まりが良いように工夫されています。(写真真ん中、下から伸びてきているのが電気縦配管)
太陽光パネル(モジュール)を仮置きしているところ。
日当たりのいいところは、周囲に邪魔なものが無い!!ってことは風も強い。
搬入した日は風が強く、屋上直下の階にモジュールを一時避難。
これが、パワーコンディショナー。太陽光発電の直流電気を交流に変えるところ。
この音が問題でした。
高周波音が出ますので、日中だけの稼動ですが、気になる人は随分気になる。マンションでいろんな人が住んでいるから・・さらに微妙。
いろいろ検討した挙句、ELV保守点検の東芝にもOKをもらって、ELV機械室に。
ベストな回答でした。何せ、コンクリートの壁で囲むのが音的には一番。さらに、ELV機械ののほうが音が大きいから、まったく影響が無いことになります。もちろん、模擬高周波音を発生して騒音測定も下結果です。
さらにパワーコンディショナーの弱点は、
1.なるべく外部でも直射日光にさらしたくないこと。
2.太陽光発電のシステム全体でもっとも耐久性が劣る装置と思われること。
です。
これらを、一気に解消できた!!
ELVペントハウスがあって、影になる屋根が陰になり、モジュールの設置個数が随分少なくなって、「ELVペントハウス」クンを恨んでいたのですが、・・・いいこともあった!!よ。
手前が、ELV巻き上げ機。正面奥がパワーコンディショナー。
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