2010年6月13日日曜日

またPTA。中学の副会長-春のセミナーで考える

自宅で仕事をやって会社を経営する僕のような人間、いわゆる一般的に自営業と考えれれている僕のような人は、絶好のPIT役員のターゲット・餌食となってしまう。さらに、僕のように断れない人は、格好の餌食だ。それで、小学校のときは、副会長1年、会長6年と、随分お世話ないなってしまった。いろいろ社会勉強にもなったし、人間関係で住宅設計の仕事もさせてもらった。でも、いいことだけでもなくて、敵もいっぱいできてしまったし、そんな莫大な時間を仕事一筋に向けられたら、もっと儲かって?いたかもしれないとも思う。
そんなこんなで、結構心に傷を負ってしまったようにも思う。「僕のように断れない人」というのは、結構大きくて、お願いしてもかたくなに断る人もいっぱい見てきた。僕より、余裕があるように思える人も、そうだからね。頼む側からすれば、エゴイストとしか見えない。でも、そうでもして、純粋に自分の利益を守った方が徳なんじゃないかって、思うよね。・・それで、小学校の会長を辞めてからは、すごく距離を置いていた。まあ、でも、やっぱり「人がいい?」って言うか、やっぱり受けてしまった。
そうすると、ちょくちょく会合があって、今回は、江戸川区教育委員会主催の春のセミナーリーダーコースだって。会場の江戸川区東部区民センター。行くと、知ってる顔がいました、教育委員会の大橋先生!いきなり入り口でパンフレット配布。大橋先生は、江戸川区PTA連合協議会(江小P連)理事役員会や、小学校に35年に一度廻って来るPTA発表会でお世話になった先生です。ってな事で、会場に入ると、知っている懐かしい顔も何人かいたりして・・
講師は、岸裕司先生。習志野市秋津小学校のPTA活動を始めて、NHKのテレビに紹介されていたりするようです。
話を聞いていると、千葉市が政令指定都市になり、それで幕張メッセができて、掃除にどうもこの小学校が文部省(たぶん当時は)の生涯学習指定校にたまたま選定され、幕張メッセでその研究発表のPTA発表をせざるえなかったのが、その始まりだとか。なるほど・・NHKのテレビに紹介されていたりするからくりには、そんな背景があったのかと、やっぱり国の組織の強さに思わず納得したのであります。
とはいえ、学校にビオトープ(自然観察園)を作ったり、学校でのサークル活動を自主管理で行い精力的に活動しているようで、そんな、すごいの見せられちゃうとね・・・私の批判的思考がまた、頭をもたげてまいりました。
とりあえず、岸裕司先生笑いを誘いながら、ご自分の本を紹介されていました。これからPTA活動する人は、とりあえずかじっておいてもいいかもですね。
長くなりそうなので、今考えているキーワードを、忘れないように書き留めておくぐらいにして、後で書きます。
  1. 岸裕司先生のポイントは、
  • 高齢化社会と学校施設を利用した社会教育
  • 大人との接点を増やすことによって子供は育つ理論
  • PTA参加の学校教育-ビオトープ
てな事で、小学校のPTA活動も通じ、批判的思考で考えていることが、むくむくと頭をもたげてきて、それを羅列すると・・
  1. 私の批判
  2. 秋津と江戸川区では社会環境がまったく異なる
  3. 秋津モデルをそのまま持込を模索し失敗した目撃談
  4. 大人の学校教育の参加は善ばかりか
  5. 大人の過度の子供社会への介入が考えない人間・社会を作るのでは!
  6. 学校は本来閉じられた社会を意図的につくって来た・・それが教育である
  7. 考えること・自治の子供教育
  8. テレビで見た桑田眞澄の少年野球
  9. 開くべくは学校組織・教育理論
  10. 私は6年間PTA会長をつとめても教育について先生と議論することはなかった
  11. 欲しいものを訪ねても出てこない学校
  12. PTAが求められるは行政から要求される人集め
  13. いま美術教育になぜ写生がない?
  14. 現代アートのように見えて型にはめられた教育
  15. 人集めのPTAはもうおしまい、教育を作る創造のためのPTAがいいな
  16. 先生と一緒に学校建築が考えられるといいのになー・・
こうなるのですが、小学校のときは、江小P連でもうるさい方で、結構時間かけてやってきた。やっぱり、そのうち、まとめておこうかなと思った・・・。ノートに書きとめ、考えがまとまってから書くべきかもしれないが、ノート代わりに、えーい、書いちゃえ。許してください。
こんなことを書いても、今の中学校のPTA活動の直近の話題が、PTAのお祭りの準備と、次の会合がPTAのOB会の飲み会の出席。実体はこうなのですね。

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