自宅で仕事をやって会社を経営する僕のような人間、いわゆる一般的に自営業と考えれれている僕のような人は、絶好のPIT役員のターゲット・餌食となってしまう。さらに、僕のように断れない人は、格好の餌食だ。それで、小学校のときは、副会長1年、会長6年と、随分お世話ないなってしまった。いろいろ社会勉強にもなったし、人間関係で住宅設計の仕事もさせてもらった。でも、いいことだけでもなくて、敵もいっぱいできてしまったし、そんな莫大な時間を仕事一筋に向けられたら、もっと儲かって?いたかもしれないとも思う。
そんなこんなで、結構心に傷を負ってしまったようにも思う。「僕のように断れない人」というのは、結構大きくて、お願いしてもかたくなに断る人もいっぱい見てきた。僕より、余裕があるように思える人も、そうだからね。頼む側からすれば、エゴイストとしか見えない。でも、そうでもして、純粋に自分の利益を守った方が徳なんじゃないかって、思うよね。・・それで、小学校の会長を辞めてからは、すごく距離を置いていた。まあ、でも、やっぱり「人がいい?」って言うか、やっぱり受けてしまった。
そうすると、ちょくちょく会合があって、今回は、江戸川区教育委員会主催の春のセミナーリーダーコースだって。会場の江戸川区東部区民センター。行くと、知ってる顔がいました、教育委員会の大橋先生!いきなり入り口でパンフレット配布。大橋先生は、江戸川区PTA連合協議会(江小P連)理事役員会や、小学校に35年に一度廻って来るPTA発表会でお世話になった先生です。ってな事で、会場に入ると、知っている懐かしい顔も何人かいたりして・・
講師は、
岸裕司先生。習志野市秋津小学校のPTA活動を始めて、NHKのテレビに紹介されていたりするようです。
話を聞いていると、千葉市が政令指定都市になり、それで幕張メッセができて、掃除にどうもこの小学校が文部省(たぶん当時は)の生涯学習指定校にたまたま選定され、幕張メッセでその研究発表のPTA発表をせざるえなかったのが、その始まりだとか。なるほど・・NHKのテレビに紹介されていたりするからくりには、そんな背景があったのかと、やっぱり国の組織の強さに思わず納得したのであります。
とはいえ、学校にビオトープ(自然観察園)を作ったり、学校でのサークル活動を自主管理で行い精力的に活動しているようで、そんな、すごいの見せられちゃうとね・・・私の批判的思考がまた、頭をもたげてまいりました。
とりあえず、
岸裕司先生笑いを誘いながら、ご自分の本を紹介されていました。これからPTA活動する人は、とりあえずかじっておいてもいいかもですね。
長くなりそうなので、今考えているキーワードを、忘れないように書き留めておくぐらいにして、後で書きます。
- 岸裕司先生のポイントは、
- 高齢化社会と学校施設を利用した社会教育
- 大人との接点を増やすことによって子供は育つ理論
- PTA参加の学校教育-ビオトープ
てな事で、小学校のPTA活動も通じ、批判的思考で考えていることが、むくむくと頭をもたげてきて、それを羅列すると・・
- 私の批判
- 秋津と江戸川区では社会環境がまったく異なる
- 秋津モデルをそのまま持込を模索し失敗した目撃談
- 大人の学校教育の参加は善ばかりか
- 大人の過度の子供社会への介入が考えない人間・社会を作るのでは!
- 学校は本来閉じられた社会を意図的につくって来た・・それが教育である
- 考えること・自治の子供教育
- テレビで見た桑田眞澄の少年野球
- 開くべくは学校組織・教育理論
- 私は6年間PTA会長をつとめても教育について先生と議論することはなかった
- 欲しいものを訪ねても出てこない学校
- PTAが求められるは行政から要求される人集め
- いま美術教育になぜ写生がない?
- 現代アートのように見えて型にはめられた教育
- 人集めのPTAはもうおしまい、教育を作る創造のためのPTAがいいな
- 先生と一緒に学校建築が考えられるといいのになー・・
こうなるのですが、小学校のときは、江小P連でもうるさい方で、結構時間かけてやってきた。やっぱり、そのうち、まとめておこうかなと思った・・・。ノートに書きとめ、考えがまとまってから書くべきかもしれないが、ノート代わりに、えーい、書いちゃえ。許してください。
こんなことを書いても、今の中学校のPTA活動の直近の話題が、PTAのお祭りの準備と、次の会合がPTAのOB会の飲み会の出席。実体はこうなのですね。