ブラウンのために作ったフェンス。
ブラウンの使ったのが残っていると、悲しくて、たまりません。
ゲージのお掃除は、毎日僕の当番でした。
うんちと、おしっこ、いっぱいしたね。
朝になると、腹が減って、餌をくれって、ゲージをいっぱいかじってたね。そのあと、今度は、早き庭に出せって、ゲージをかじってたよ。
朝、庭に出ると、楽しそうだったね。
隣のマンションを買って、庭が広くなって、一番喜んだのは、ブラウンじゃないか?
僕は、洗濯物を、広く干せて、嬉しかったな。
事務所が広くなったのが、それは一番だったけど。
フェンスも、よくかじって、脱出していたね。
だから、いろいろ、仕掛けがしてあって、片づけが、たいへんじゃないか。
籐の揺りかごの下が、ブラウンの指定席だったね。
そんな、思い出が、いっぱい見えると、つらくて、つらくて。
片付けるね。
捨てられないので、物置に、きれいにしまったよ。
ブラウンが、いなくなって見ると、
自宅で、一人で仕事をしている僕にとっては、唯一の話し相手だったんだね、ブラウン。
仕事に疲れて、庭に出て、ブラウンに、キャベツの葉っぱを刻んで、あげたり、ちょっと遊んだり、僕の相談相手だったよ。
僕の、所員、第1号だよ。ブラウン。
それと、子育ても思い出が、いっぱい詰まっているブラウンだったね。相手をできなくなった、娘代わりのブラウンだったかもね。
でも、ブラウンが、僕に言ってるのかも知れない。
サー、ヒロシ。外に向かって、歩めって!
明日に向かって、進めって!
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