2009年4月7日火曜日

管理建築士講習会出席

ああ…疲れます。


これが会場。姉歯偽装事件もこの法改正でほぼ最終段階?



でも、大手建設会社の設計部、や組織設計事務所のような、大きな組織を前提とした法改正ばかりのような気がする。分業分業また分業。その分業をさらに別の組織がチェック。




気が付くと、法律が改正され、複雑になるとともに、財団法人が増えている。これも、天下り先ではないのと思ってしまう。ちなみに、今回の講習は「財団法人建築技術教育普及センター」。


話は、戻って、設計の分業なのだが、そもそもの偽装の問題は、総合的経験を持つ設計者なら、構造専門でなくとも、あんなにひどい偽装は見抜けたはず。問題は、総合的知識を持った、本来の設計者がいなくなっていることにあるのに、解決法はその間逆を行っているように思う。




確認検査会社を見てご覧、検査図面を見るのはお手の物だけど、設計実務、工事管理に未経験者いっぱい。役所の確認検査部門も実際の設計未経験者ばかり。なぜかといえば、今役所では設計はやらず全て、外注だから。工事現場に行けば、設計者の話も聞かないで、自分の専門工事のことばかり言っている。大学の建築学科を見てご覧、何人の教授が自分の手で設計できるんだろ?法律を作る完了が設計の体験をしている?それ無理!


何をいいたいかと言うと、設計は本来、いろんなことを上手にまとめること。法律、デザイン、構造、設備、工事のしかた、詳細、材料の特徴、社会的状況など、いろんなことをひとつにまとめるのが、商売ともいえる。なのに、末端のことばっかりきつくして完成させようとしているから、さらに作業が煩雑になる。だから、いろんな法律で厳しくするのもいいけど、全体を理解できる設計者を作ることが大切なのです。


それが、大きな組織であれば、どうしても分業となってしまう。そこに、盲点があると思うのです。



とはいえ、講習を聞いて、やるべき事がいっぱい! と思っていたら、
そう、春原君に会いました。
今、原価公開(オープンブック)方式によるコストダウンを構想しているのですが、施工もやっている春原君に聞いたら、協力にOKもらいました。


収穫です。






会場のロビーから、外を見て、うえの三角の部分掃除ができないぞ!って、つい下世話なことかんがえた。かつて、よく言われてからね。

国際展示場の外、こうなってたんだ。いつも、ゆりかもめで降りて、近くから見ていたけど、遠くから見ると、この形の意図も、少しはわかるような。(グットではないように思うけど)つい、ゴジラに壊してもらいたくならない?

さらに、臨海地区って、こんな、ブルーバールがあったんだね。夕方で、随分未来的に見えた!!最近出歩いてみていないから、長と反省。

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